フォト日記



2015/09/05 

オペラ「オルフェオ」
C.モンテヴェルディ作曲
びわこホール声楽アンサンブル
第59回定期演奏会

本山秀穀氏指揮「オルフェオ」が、びわこホールにて開催されました!プリンチピにとっても念願の関西公演でした。オーケストラは、キタローネやオルガンを複数用意できませんでしたが、それでもかなりオリジナルに近い編成になり、レガール(リード付きオルガン)も大阪音楽大学の楽器博物館から貴重な楽器をお借りして、リアルな地獄の場面の響きを表現することが可能になりました! 

本山氏をはじめ、声楽アンサンブルの皆様(いつもお忙しいアンサンブルで短い準備期間という厳しい条件の中、素晴らしい音楽を作り上げて下さいました。ブラボー!)プリンチピの皆様そして、公演までお世話下さった方々には感謝の言葉が尽きません。
本当にありがとうございました! 
今回のこの公演は早い時点で既にチケットが残りわずかとなり、おいでになれなかった方も多くいらっしゃるようでした。申し訳ありませんでした。私たちとしては、「オルフェオ」の再演を祈るばかりです。
プリンチピ主催でも、いつか上演が叶いますように!



2014/09/28 

「今甦るセミナリオの調べ」
会場:カトリック高槻教会

プリンチピにとっては、ある意味大変大きな企画だったのではないでしょうか。
これまで大切に守られてきた隠れキリシタンの遺物にメンバーが触れさせていただくという貴重な経験と、その悲壮な歴史の事実を感じつつ、当時の日本人キリシタンの信仰に対する喜びを、現代に生きる私たちが響きでもって再現する・・・
これは関西を拠点とする我々にとって、本当に大きな意味があったと感じずにはおれません。


  選曲は当時関連性の強い可能性のある作品を取り上げ、演奏会では、大阪の千提寺に伝えられている「がらさみちみち」(アヴェ・マリア)を客席の方々と一斉に唱えるなど、高山右近記念教会内は厳かな雰囲気に満ちていました。
右近ジュストさんも喜んでおられるといいですね!





コンサートの写真は、今回の公演制作を務められた、今泉仁志さんのFBでもご覧いただけます↓








京都コンサートホールでのヴェスプロ/モンテヴェルディ
京都・バッハカントライの皆さんと一緒に!





 

福岡の西南学院大学のチャペル、凄い空間!



岡山のオリエント美術館にて、ダンスとのコラボ。









 



C.モンテヴェルディ、 G.ガブリエリの作品に続いて、今回は T.L.de ヴィクトリアや F. ゲレーロなどのスペイン作曲家の宗教曲を集めました。松蔭のチャペルは残響が長いので、互いの声部が覆いかぶさり合うようなポリフォニー音楽に、練習開始当時は四苦八苦しておりましたが、鍵盤奏者の吉竹百合子さんにオルガンで参加いただいてからは、歌も器楽の方々も水を得た魚のように(!)変わられました。                        
スペインの宗教曲は決して派手ではありませんが、その荘厳な響きには、時々ため息をつくほどの、とても美しい瞬間があります。また、このような素晴らしい響きと空間の中で演奏できれば、とつくづく思わせられるのでした。



とても暖かな雰囲気の中での演奏会も終わり、打ち上げの席で。全員、何だかホッとしたような表情?! 

ご参加いただいた皆様、本当に、お疲れさまでした! 


そして、毎回お忙しいのに、企画・進行など裏方でとてもお世話になりました、宗教センターの皆様に、心より感謝を申し上げ

ます。

                                                            

                                                                                                                   Photographed by Mr.Tanaka






2013年の写真を並べてみました!



今出川キャンパス内の同志社チャペル。敷地内では最も古い建物の一つだそうです。
大河ドラマ効果もあってか、イヴ礼拝への参加者は過去最高となったそうです!
(真ん中の写真はクラーク館)





京都文化博物館でのラッスス公演。
京都にも歴史的な建物が多いですよね。
こちらは昔は銀行だった建物です。響きも雰囲気も古楽にぴったりです。

渋谷のさくらホールにて、コントラポントさんとのコンサートから。


関東方面でご活躍の先輩方や友人達とご一緒出来て、勉強になりました!



イタリアより来日中のロメオと名古屋の小原さんと
ご一緒させて頂きました。ロメオ、本番前から飲んでたなあ。。。
ヨーロッパでは本番前のまかない飯の時、よくお酒が出たもんでした!



京都市芸術大学出身とご一緒させて頂いたコンサートの為のりは。
会場は彼らの母校である芸大。皆さんまだお若いので、将来が楽しみです!




福岡でのヴェスプロ。ヴィオローネの諸岡さんは
どう見てもロッカビリー兄ちゃんそのもの!



イタリアはクレモナからご帰国中の森きりこさん。
リサイタルのお手伝いをさせて頂きました。
彼女も歌手でありながら、リュートも演奏されます。
(飲みっぷりも大変よろしい。)
お互いにリパートリーが増えたら、ぜひジョイントリサイタルをしてみたいです!


 








名古屋のチェンバリスト小原道雄氏と彼の友人のリコーダー奏者、ロメオ・チウッファ氏とのコンサートが服部のノワ・アコルデで開催されます。イタリアの初期から後期にかけての名曲を集めてのコンサートです。夕涼みがてら、お出かけ下さい!




プリンチピ主催のヴェスプロ等でいつもお手伝い頂いているカウンターテナーの中嶋俊晴さんや彼と同じ学校の卒業生等が企画したコンサートに出演させて頂きます。
京都文化博物館の響きの中、バロックの作品をお楽しみ下さい!






2月10日「初期バロックワークショップ&コンサート」
  レッスンの募集枠を超えるご応募を頂きありがとうございました。
  大変熱心な初期バロックファンの方々にお集り頂きました。
  無事終了後は勿論、打ち上げ! 翌朝5時まで続きました。。。








1月13日「プリンチピ友の会幹部新年会」
  1人あたり2本半くらい、大半が仏国ブルゴーニュの赤ワインを
  提供して頂いたマネージャー宅で頂きました。ごちそうさまでした。
  毎年、夢のようなひとときです。今年もはりきってまいりましょう!



















昨年もお世話になりました!

京都での仕事納め、12/21の
ガブリエリのプロジェクト。
多くのお客様にお越し頂きました。

寒い中、ありがとうございました!










いきなり8月のヨーロッパ旅行記に飛びますが、
その後の写真も徐々にアップして行きます!




夕日に染まるパドヴァのバジリカ。
昼間は暑すぎて歩けない程でした。



街角にはさりげなく天使の像が。
しかも何か吹いてる!







 8月のヨーロッパにて。
ヴェネツィア、サン・ロッコのスクオーラ前。
2階に置かれている削り出された木製の像の脇には六角形の楽器が!






   モンテヴェルディのお墓がある教会、
  サンタ・マリア・グロリオーザ・ディ・フラーリです。
   丁度お盆なので、お墓参り。(お盆以外でもいつでもお参り。)



サン・ステーファノ教会内のジョヴァンニ・ガブリエリのお墓。
今回、ヴェネツィアを訪れた大きな理由の一つが、ガブリエリのお墓参り。
今年のいくつものガブリエリ・プロジェクトの成功を祈り、また、
ガブリエリの残した偉大な業績を讃えて!



サン・マルコ寺院側の岸辺と広場。
夏にもかかわらず、少し水がしみていました。











ヴィチェンツァのテアトロ・オリンピコ。
入り口丈夫に飾られた絵には天正少年使節の彼らが!




ミラノのフランチェスコ・ロニョーニがつとめていた教会。
 天井には楽器奏者の絵が!しかも何か吹いてる!



ミラノのドゥオーモ内部。
正面には向かい合わせに設置された2台のオルガン。





                         ミラノの某ピッツェリアにて。ミラノ風でサクサク!
           お皿からどんだけはみ出てるか見えますか?
           ミラノにしては安価の5ユーロくらい。

           
べルガモの丘の上に建つサンタ・マリア・マッジョーレ教会。
やはりオルガンが向かい合っている!



上野が参加のレコーディングの為にオーストリアに移動。
ハイリゲンクロイツの修道院にて、リハーサル開始。
滞在も修道院。ワインも修道院製!






8月4日「聖母マリアの晩課」C. モンテヴェルディin 名古屋電気文化会館



とても響きの良いホールでの演奏でした。
プリンチピも前回の公演に比べ、比較的小編成ではありましたが、メンバー全員の熱意は皆様にお伝えできたのではないかと、感じています。

今回の公演にご協力くださった方々に心より感謝を申し上げます!



















7月17日 サントリーホールにて:「聖母マリアの夕べの祈り」C. モンテヴェルディ
チェンバロ奏者の渡邊順生先生のサントリー賞受賞記念公演に私たちも参加させていただきました。
渡邊先生、本当におめでとうございます!
素晴らしい響きの中で、コルネットも大活躍するモンテヴェルディの作品を
演奏させていただいて、夢のようでした!
プリンチピの名古屋公演に向けての、大きな刺激になりました。





 

日本の古楽情報誌の老舗、Entréeアントレの最新号に上野訓子の書いたポエムが掲載されました!「ぱうぜ」というコーナーです。音楽やヨーロッパでの生活の中での裏話など!
宜しければ是非お読み下さい!

 ついでに事後報告という事で。。。実は(既にお読み頂いた方もいらっしゃるかもしれませんが)笠原も去年の10月号の「ぱうぜ」のポエムを担当させて頂きました。こちらも宜しければ合わせてどうぞ!






うっとうしい季節になりましたね。。。今年の祇園祭のころには梅雨は空けているのでしょうか?その後は、本格的な夏ですね!夏と言えば音楽祭!去年の福岡での写真が出てきました。大先輩方とご一緒させて頂いて、メチャメチャ緊張しながらコンティヌオ弾いてます。。。






6月9日 歌の生徒さんでもあり、とても仲のよい友人、人生の先輩、プリンチピ友の会会員でもある、金さん、ボブご夫妻が若狭に新しいお家を建てられたので、お披露目パーティーに参加してきました!地元の農家や猟師、民宿のオーナーさんや役場の方などが畑で取れた新鮮野菜で作ったお惣菜を持ち込んだり、若狭湾で取れた鯛でお造りをしてくれたり、お庭で猪肉のBBQをしたりと大盛り上がりでした。宴は遅くまで続きました。。。。
次の日は朝からお家の裏にそびえ立つ、通称“若狭富士”【青葉山】に登りました!
(かなりの二日酔いでしたが。。。何とか頂上まで辿り着けました。)




















5月5日「地中海の真珠〜La Perla Mediterranea〜」
甲東ホール(西宮市)

前回(昨年9月)の京都公演に続くプログラム
を、今回はヴィオラ・ダ・ガンバの頼田麗さんも
参加の6人による熱演!お客様からは「これが聴
きたかった!」という嬉しいお言葉もいただきま
した。本当に客席と舞台が一体になったような
演奏会で、私たちも幸せな時間を過ごす事ができ
ました。皆様、本当にありがとうございました!




2月17日 「勝利のミサと聖母の晩課」東京・カテドラル関口教会聖マリア大聖堂
アンサンブル・コントラポントさんとの共演、プログラムはヴィクトリアやガブリエリ等大きな編成の曲をたくさん含んだリッチな選曲。プリンチピ全員、大興奮の東京滞在となりました!花井さんをはじめ、ご一緒させていただいた器楽、歌手の皆さんはとても素敵な方ばかりで、演奏も本当に楽しくよい経験をさせていただきました。       



コンサートの詳細はコントラポントさんのサイトでもご覧いただけます。演奏会録音も後日アップされるそうで、楽しみです!                             



1月22日、福井日仏協会の文化講座にお招き頂き、「古楽で綴る西洋の旅」と題して、ヨーロッパの初期バロック音楽をレクチャーコンサート形式でご紹介頂きました。日曜日の昼間の開催という事もあり、立ち見の出る大盛況でした。お越し頂いた方々、ありがとうございました!また、演奏の後は京都からお越しのフランス総領事フィリップ・ジャンビエ・カミヤマご夫妻を囲んで交流会が行われました。おいしい料理と、ワインを片手に、皆さん楽しくおしゃべりをされていました。ご存知の方も多いかもしれませんが、次の日からは北陸は大雪。この日だけが珍しく晴天に恵まれたのは、非常にラッキーで、日曜日の午後の楽しくもゆったりした時間が過ぎていきました。






12月24日の奈良県立図書情報館でのクリスマスコンサートには今回も沢山のお客様に来て頂き、満員となりました。折角ご応募頂いたのにお断りをさせて頂きました方々、本当に申し訳ございません。当日は丁度夕暮れ時に合わせて演奏を行いましたが、ドイツの作曲家の作品を中心にクリスマスイヴの厳かな雰囲気がお伝え出来ていればと思います。また、今回は奈良のオルガン製作家、中西光彦さんの楽器を使わせて頂きました。ありがとうございました。






12月17日の松蔭女子学院大学クリスマス・チャリティーコンサートにお越し頂きました皆様、演奏にご参加頂いた方々、献身的にお手伝い頂きました宗教センターの皆様、本当にありがとございました。今回笠原と上野は講師として指導をさせて頂きましたが、逆にこちらが多くの事を学ばせて頂きました。今回はモンテヴェルディとヨーロッパでもあまり知られていないリガッティの作品を取り上げましたが、チャペルの素晴らしい響きに声楽、器楽の音色がとけ込んでいました。 






12月16日のコンサート「クリスマス物語」(H. シュッツ)、イスとプログラムを急きょ追加するというほど多くのお客様に来ていただきました。寒い中おいで下さった皆さまには心より感謝申し上げます。
そして、今回のメンバーの方々へ、素晴らしい音楽を共に作り上げて下さった事に深く感謝いたします。一度限りの演奏会はもったいない!と言って下さるお客様もいらっしゃいました。このプログラムの次回公演がまた実現出来ますように! 









神港教会にて、11月13日に緋田芳江さん(ソプラノ)、鈴木優人さん(オルガン)演奏をご一緒させていただきました。コンサートのタイトルは、
「切なる祈りー17世紀ドイツ・プロテスタント教会音楽を集めて」。
ドイツ・バロックの3S作曲家・シュッツ、シャイン、シャイトの作品を中心にした
プログラムでした。
日本では教会で演奏をするという機会が少なく、今回のような響きのある教会でガルニエの大オルガンと共に(何よりも驚くべき事は、ミーントーンに調律されている事!
ヨーロッパでも本当に珍しいのに!)演奏させていただけたのは夢の様でした。
お二方に、そして神港教会の皆様に感謝を申し上げます!









11月1日韓国、ソウル市内の北村(Buk Chon)エリアで行われた日韓両国のアーティストにより開催されたエキシビションのオープニングに呼んで頂き、演奏をさせて頂きました。
このエリアには古い町家が立ち並ぶ風情のあるところですが、アートギャラリーの多いエリアとしても有名です。オープニングの後には、地元の人にもあまり知られていない穴場中の穴場大衆食堂へ連れて行って頂き、遅くまで大いに盛り上がりました!











兵庫県佐用町スピカホールでのコンサート直前のリハーサルと第三部での全体演奏の様子。
隣には西はりま展望台や宿泊施設があり、朝は雲海が望めるという高台に位置する、木造りの素敵なホール。沢山のお客さんが入場されても響きを失わないスペースは大変珍しく、木造のホールとしては日本でこのような響きを体験したのは正直初めてでした。

−9月発行予定の“スピカホールだより秋号”に掲載の感想文より−
「ヒグラシの鳴く山中に、このようなホールがあるのかと、正直、驚きました。スピカホールの内装は木造で、天井が高い。西洋古楽、特に、教会の中で演奏されるような音楽をレパートリーにしている私たちにとって、この心地よい響きが、ホールの構造とそして、緑に囲まれている自然環境との融和によってこそ得られるものだと実感いたしました。自然との対話を楽しみながら演奏するというような、貴重な機会を下さったホール関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。」










今年の夏も京都での講習会には多くの方にお越し頂きました!当日は、祇園祭の宵山の日で週末とも重なり、京都の町は例年以上の人であふれ帰っていましたが、我々も竹内太郎氏による個人レッスンをはじめ、セッションやレクチャーなど、大いに盛り上がった、有意義な一日でした。(竹内氏による非常に説得力のあるアドヴァイスはさすが!今回参加されなかった方々は次回是非どうぞ!)声楽、リコーダー、コルネット、リュート、19世紀ギター、バロックギター、テオルボと、楽器もレパートリーも幅広く、とても楽しい会となりました。
参加された方々、お疲れさまでした!


参加者ご自慢の楽器達!






甲東ホールでの緋田芳江さん(ソプラノ)リサイタル
の終演後に一枚!

酒蔵コンサート本番前の酒蔵。(灘泉)震災で倒壊をまぬがれた明治時代の建物。隣には
室内が常に30度程に保たれた麹室。この日のコンサート開催にあたっての絶対条件は、
納豆菌を持ち込まないこと!




橿原高校武道場








芦屋プリン、”とあっせ”さんの篠山店
オープニングイヴェントでの演奏。
蔵が4つもある古民家を改装したスペース。




2006年、パリにて

写真を整理していたら、こんなのが出てきました。結成当時、オリジナルメンバーの
プリンチピです。



コンサート(フランス・アミリー市)2010/12/12

フランス滞在時代からお世話になっていた
アンサンブル・ラ・サラマンドルの演奏会
に出演しました。
プログラムはクリスマス前とあって、聖母を讃えるものや、イエスの誕生を祝う歌、その他カンツォン等の器楽曲が盛りだくさんでした。アンサンブルの編成も大きく、プログラムのタイトルも《 Due Cori  》( ! )




楽器の種類も豊富!
一人二役以上つとめていました(笑)。















私達のコンサートの一週間後に近くの町で、我らが師匠、J. テュベリ氏の演奏会が!
豪雪の中、駆けつけました。(今年の12月は、ヨーロッパは大寒波に襲われました!)
そのアンコールの演奏の様子です。相変わらずため息が出るほどの素晴らしい演奏でした。。。(アンコールはリコーダーをお持ちだったので、コルネットを演奏するお姿は撮影できませんでした。残念!)
その後は、師匠のお宅へお招きいただき、美味しいワインをご馳走になりました。
ボトルの栓は、今日、家を出る前に既に抜いてあったとか。。
何事にも気を抜かない先生のスタイル、本当に尊敬いたします。



モンテヴェルディ「聖母マリアの晩課」 2010/11/19