2013年3月23日土曜日



【復活、勉強会!】 "魅惑のディミニューション"




しばらくお休みをしていました毎月1回の勉強会が、4月より再開致します.
詳細が決まりましたので、お知らせ致します。

今回のシリーズは初期バロックのレパートリーを演奏する上で欠かす事のできない、
装飾法をテーマに行います。当時出版されたメソッドを使い、どのような場所に
どのようなものを施せば良いか?装飾されているものの骨組みはどうなっているのか?
など、実践に役に立つ方法、コツなどを探っていきます。
毎月1回開催、1年程を1シリーズの目安にしていますが、シリーズの最後にはご自分の楽器や
歌などで実際に演奏をして頂く発表会を企画しようと思っています。

参加者全員が気楽に意見の交換ができる楽しい会にしていきたいと思います。
奮ってのご参加、お待ちしております!


日時:第一回、4月13日(土)
【第1部】入門編14:00〜15:30
【第2部】応用編16:00〜17:30

会場:笠原家(京都市北区紫野)

講師:笠原雅仁、上野訓子

参加費:【第1部】【第2部】それぞれ3000円
     2コマとも受講される方は5000円 (共に資料代込み)

ご持参頂くもの:五線譜、鉛筆など、良く消える消しゴム。
       (楽器をお持ち頂く必要はありません。)

【第1部】は入門編として、装飾を付ける上で必要とされる、初歩的な対位法を学び、
     16~17世紀の宗教曲やその他の曲からピックアップした旋律を題材に
     当時の教則本(バッサーノ、ロニョーニ、ボヴィチェッリ等)のパターンを利用して、
     シンプルな装飾を作成していきます。主に上野が担当します。

【第2部】は応用編として、毎回、当時作られたディミニューション、特にこのシリーズでは
     B.バルバリーノの作品を取り上げて、解体や分析(どのような装飾音が付けられて
     いるか?それらを元の形に戻すと、どのようなラインが見えてくるか?など)を行い、
     最終的には受講者それぞれが、当時のスタイルに沿った独自のディミニューションを
     作る事を目指します。主に笠原が担当します。